最近、「わたしにならない栄養」について考える。世の中には栄養になるものがたくさんあるけれど、全部をぜんぶわたしにしていったらダメなんだ。ためになるけど、わたしにははらない、そういう栄養の採り方をしないと。
猫を飼いたいと思った。なんとなく、彼らはそういうことをよく知っている気がするから。
昼から東山動物園に来た。もう何年ぶりかわからないほど、お久しぶり。ゲートをくぐると空気が踊る鈴みたいにちりりりんと輝いてる。家族連れやカップル、じじばばグループなどで賑わっていて、わたしのこころもほのぼのと照らされる。人が楽しくしている場所はこれだから好きだ。
最初にサイを見て、つくりものだと思ったら本物だったときの驚きが今日という一日をすべからく表していた。どうぶつのからだ、しょくぶつのいのち、あの想像力には何ものも敵わない。